リラックスの目的って?

新学期が始まりもうすぐ一カ月!

私の息子もいつの間にかこの春に中学生になり、
入る部活も決まったようです。 


環境が強制的に変わる子供は、
それに合わせて自分自身も大きく変わるチャンスが沢山あります。

しかし大人になると、
環境の変化が子供に比べて少なくなるので、
自分で環境を変えなければなかなか変化できません。

それなのに大人になると変化を恐れ、
安定を求める傾向が強くなっていきます。

みんな安心していたいのです。


「安定」=「安心」ではあるのですが、
「安定」=「無変化」ではありません。

しかし多くの場合は、
「安定」=「安心」=「無変化」と勘違いしてしまい、
変化を拒絶してしまう・・・

いったい「安定」とは何なのでしょうか?


簡単に言うと
「安定は静止であって停止ではない」という事です。


安定するという事はバランスが取れているという事ですから
逆から言えばバランスが取れていないと倒れてしまう状態の中でしか
安定は存在しないという事になります。

コマが回転することで自立するように、
バランスが取れてこそ安定が存在しているのです。 

そんな安定を求めて、
私たちは学び変化しつづけるのですが、

その変化を求めて取った行動のすべて、

いいえ、

変化を求めるなんてことは意識せずに取った行動であっても、
人間の行動にはすべて「目的」が存在しています。


私の息子も中学生になり、
今までと違う何かを感じ取ったのでしょう。

その中で変化するという方向に進むことを
決めたのかもしれません。

「決める」という事をあまり好んでしなかった息子が、
最近は自分で決めることを楽しんでいるようです。

とても嬉しいことです。

どんな自分になりたくて、そう変化したのでしょうか?
また本人に聞いてみたいと思います。


和泉教室の最近の稽古は統一道を中心に行っています。

和泉教室は普通の和室という環境なので、
もともと激しい動きの稽古は行っていないのですが・・・

近いうちに統一道の審査を予定しているので、
そのための稽古という事もありますが、

初級は全員がすでに合格のレベルに達していたこともあり、
もう少し突っ込んだ稽古をしています。


そのなかで「力を抜く」「リラックスする」
という事の大切さをお伝えしているのですが、
そもそもなぜ私たちはリラックスを求めるのでしょうか?


合氣道をしている人だけでなく、
多くの人はリラックスを求めます。

お風呂の時間を楽しんだり、
自然が好きな人なら休みの日にハイキングに行ったり、
友達との会話を楽しんでリラックスするという人もいるでしょう。

またカラオケでリフレッシュするという人もいます。

多くの人が日常生活の中でリラックスを求めています。

なぜリラックスを求めるのでしょうか?


 


前に書いたように、
私たちの行動には必ず目的が存在しているのですが、
あなたは「リラックスの目的は?」と聞かれたら
どのような答えを思い浮かべますか? 


リラックスの目的・・・


それは、チャンスを逃さず絶妙なタイミングで行動することです。

いろんな変化をいち早く感じ取ることが可能になります。

相手がいればその関係性の中で息を合わせて動くこともできます。

いろんな変化を前提にチャンスを逃さず行動する。

それがリラックスの目的です。


そう考えれば、
動くことのできないリラックスは
本当のリラックスでない事が分かると思います。

いつでも動ける心構えがあったうえでのみ、
リラックスが存在しています。

「安定」がバランスを失うと崩れてしまう状態の上にあるように、
リラックスも動かない、

つまりバランスが必要ない状態では、
意味のないリラックスになってしまうのです。

動き変化するために私たちはリラックスを求めている。
そのことをぜひ覚えていてほしいと思います。



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