金平糖の原理

今回はちょっと不思議なお話をしようと思います。


皆さんは金平糖をご存知でしょうか?

むかしポルトガルから伝わったお菓子ですが、
金平糖の角ができるメカニズムは
現代でもすべて分かっている訳ではないそうです。

またその製造にかかる手間がすごくて、
直径が1.5cmほどになるまでに約15日も掛かります。


そんな不思議で手間が掛かる金平糖ですが、
この金平糖と私たち人間の存在に共通点があるんです。


心理学のトランスパーソナル心理学という分野では、
私たち人間は深層心理で繋がっている
という考え方がされています。

まさしくトランスパーソナル、個人を超えた世界です。

そして「氷山の一角」という話もよく聞きますが、
これも共通していますね。

見えない部分にこそ本来の力が隠れているという例えです。


なぜ「トランスパーソナル心理学」や「氷山の一角」
のような話が「金平糖」の話とつながるのかというと、

ある時ふと感じたことがそのきっかけとなりました。


私はこれまで「個人」の視点から
下に広がる大きなものの存在を意識していたのですが、
その意識の使い方では核となるものは個人の中に存在しています。

しかし本来の力が存在している場所は個の中では無く
その下にひろがるもっと大きなものにあるのであれば、

私たちの核となっているものもそこにあるのではないでしょうか。


 


一粒のザラメが核となって出来ている金平糖のように、
私たち人間もひとつの核となるもが形を変えていき、
小さな角が育ち私たち個人としての意識が生まれている

そんな氣がするのです。


そうであれば、
個人の意識で大きな力を引き出そうとしても、
そもそも無理のある話ではないでしょうか。

個人の中に核があると思い込んでいる状態では
本当の力は発揮できません。

まずは私たちの本体が個人的な意識にあるのではなく、
その下に広がるすべての人間が共有する場所にあることを
踏まえて考えることで、

これまでと違った視点が生まれます。


一生懸命に細い糸で大きな山を釣り上げようとするのではなく、
山から吹きあがってくる上昇氣流を邪魔しないように、
いつも下にある大きな山との間にある扉を開けておくような
意識の使い方と感覚が必要なのでしょう。


地球というでっかい金平糖の上に突き出た角が私たち人間で、
核となるものは、たった1つの同じ物・・・

もし金平糖の角が横の角とケンカしているところを目にしたなら、
「1つの金平糖が何をやってるねん」と思うでしょう。

ケンカしたことで学べることもあるでしょうが、
ケンカが目的ではなくその先にある学びや楽しい成長が目的です。

出来ることなら争わずにそこに向かいましょう。

何かを必死に摘み取ろうと個人の意識で頑張るのではなく
下にある本当の核からいつも自然に上がってくるものを、

いつでも受け取れるような状態を作っておくことに
意識を向けことが私たちのやるべきことのように感じます。

今回の話がそれに少しでも役立てば幸いです。

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