学びのスタイル

今回は「学びのスタイル」について書こうと思います。


私が合気道の指導員としてそれなりの経験を積む中で、
自然とどのように学ぶべきなのかを考えるようになっていました。

その学び方を押し付けるつもりはありませんが、
もしも何かの上達や変化を望むのであれば
ぜひ試してもらいたいと思っています。


その方法として私は「独学」をお勧めします。

独学といっても、
先人の意見や指導者に従わないということではありません。

独学の意味を調べると、
「先達者の指導を仰ぐことなく独力で目標をたてて習熟しようとする学習方法」
とあります。


簡単にまとめると

先達者が目標を決めるのではなく、
自分が決めた目標を達成するために学ぶということです。

合気道で上手くできない技があったなら、
指導員から指示された改善箇所を指示された方法で直すのではなく、

自分自身で目標とする状態を決めて、
そこにたどり着くために指導員の意見を仰ぐのです。


独学とは、
目的や目標を自らが決めるということ。





それさえしっかりしていれば、
誰のどのような指導を受けたとしても迷うことはありません。


あなたは「連想バリア」という言葉を聞いたことはありますか?

これは読んで字のごとく、
連想を妨げるバリアのことを言います。

この連想バリアが強固な人とそうでない人の差が、
先ほどの学び方に大きく関係してきます。

何かを上達するために先生に言われたことだけを素直に聞き入れ学び続けると、
その分野の中で大きな力を発揮できるようにはなっていきます。

しかし別の分野に飛び込んだ時、
学んだことを生かそうとしても思うように生かすことができないのです。

特定の分野だけでしか学んだものを使えない人ほど、
この連想バリアが高いという結果が出ています。


例えば「足」から連想するものを聞いていくと、

多くの人が「靴」「手」「爪先」、または「脚」
というようなことを連想します。

この4つの答えが86%をしめたそうです。

これらの普通の答えを出した人は連想バリアが高いと言えます。


逆に「足」から「ネズミ」「雪」「犬」「帽子」
という連想をした人がいたそうですが、

このような人は連想バリアが低いと言えます。


独学をする人は、
試行錯誤しながら変化していく過程が自然に生まれます。

その結果、
ひとつの問題をいろんな角度からとらえることに慣れていくのです。

だから学んだことを別の分野で生かし、
環境が変わっても結果を出すことが出来ます。

しかし自らで目的や目標を見出せないと、
周囲から与えられた目的や目標を疑いもなく目指し、

与えられた情報のみでひとつの枠組を作り出してしまい、
外との繋がりを見なくなります。

そうなると、
せっかく学んだことが特定の分野だけでしか使えないという、
悲しい状態になってしまうのです。


私はお勧めします。

自らの連想バリアを低くしてみて下さい。

自らで欲しいものを決めてみてください。

欲しいものを手に入れるために試行錯誤してみてください。


そんな「独学」をお勧めします。



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