心地いい「無関心」

私は合気道をはじめてから、
人の心や精神的な働きなどにも興味を持つようになりました。

合気道は相手の心の状態を感じ取る事が重要なので、
必ず相手に気を配ります。


心理学やスピリチュアルなことも同様で、
人に興味を持つ必要があると感じることがあります。


しかし「私の悪い部分」が、
それを出来なくしています。

その悪い部分とは、
相手にあまり興味を持てないところです。

そうなんです、
私は人の事に興味がありません。


しかしここで不思議に思うことがあります。

手前味噌な話になるのですが、
私は人間関係に少し自信を持っています。

もちろんどんな人とでも完璧な信頼関係を築けるとは思っていませんが、
一般的に苦手とされる相手とでも普通にいられる自信があります。


単に忍耐強いか鈍いだけなのでは、という意見もあるのですが・・・


「人に興味がない」ということをイメージすると
性格は暗く意思を表現したりするのが苦手で、

人間関係を築くのが下手だったりします。

しかし私は相手に興味がないのに、
何故かそんな相手とでも関係を築くことが出来ます。


なぜそうなるのか・・・?


私自身も不思議に感じたので考えてみました。

で、出た答えは、


人との関係性を築くための
行動や要素に興味があるだけだという事です。


簡単に言えば、

相手がどんな人かは関係がなく、
その相手とどのように接していくのかという
自分の方向性や行動にしか興味がないのです。


以前に勤めていた会社で、
いくら挨拶しても目も合わせないし、
挨拶も返してくれない人がいました。

まあ無視されている状態ですね。


色んな人に意見を聞いたわけではないので、
今から話すことが一般的であるかどうかは分からないのですが、

目も合わせてくれない挨拶も返してくれない人がいたなら、

「なんだあの人は!」「嫌いだ!」「もう挨拶なんかしない!」

みたいな考えになると思います。

しかし私は相手に興味があまりなく、
ただ自分の行動をコントロールすることだけを意識していたので、

相手がどのような人でも同じように笑顔で挨拶するという
行動だけを続けていました。


そんな状況が4年ほど続き、

ある日の朝いつものようにその人にも
「おはようございます」とただ自分のために挨拶をすると、

「おぅ・・・」!


「えっ!」です。


小さな声で「おっ・・・」

期待していたわけではありませんが、
ほんわかした気持ちになったのを覚えています。


つまり、
相手の行動がどんなものであっても、
自分から発する言葉や行動とは切り離して考えるという事です。

あくまで自分のために言葉を発し行動をする

そこにただ相手を心地よくさせる要素がのっかっている

自分が「そうしたい」「そうしよう」と決めたから、
相手がどうであれそれを行うだけ・・・

つまり自己満足ですね。

その自己満足の方向性が相手の心を和ませるものであれば、
相手との関係も自然と良くなるのは当然です。

これが相手に興味が無くても良い関係を築ける原因だと、
私は考えています。


 


必死に相手のことを考えるのもいいですが
たまには心地いい無関心に自分を浮かべてみてはどうでしょうか?


しかし私は

もう少しだけ相手に興味を持つ方がいいのかなと、
奥さんとの関係の中で思ってしまう今日この頃です・・・


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コメント

  • 笑ってしまいました。

    いつも、お話ありがとうございます。

    笑ってしまいました。

    会社の話の件も全く同感です。私も同じです。
    基本的に何処の誰なのかは興味無いので結構馴染んで話している方の名前を知らなかったり…
    クセのある人程、話かけたり…
    むげにされてもフラットな感情の自分を楽しんだり。
    タマに八方美人だなんて言われ…自分もまだまだ未熟ですが
    和むならいっそ、四方八方美人でやりきるのも悪くないかもしれません。(笑)

    これからも楽しく読ませて頂きます。





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